精密治療を可能にする歯科医療用設備
歯科用CT
歯科用CT(Computed Tomography)とは、撮影データを3次元的に構築することで、骨の状態を立体的に確認できる装置です。
従来の歯科用レントゲンでは確認が難しい骨の厚みや密度も計測できるため、高精度かつ正確な治療に役立ちます。
マイクロスコープ
歯科治療では、小さな虫歯の切削や歯茎の切開、縫合などをミリ単位で行います。そのため、肉眼での歯科治療には限界があります。
そこで役立つのがマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)です。 当院では、高性能な先進マイクロスコープを導入しております。ピンポイントで光を当てながら、約3~30倍まで拡大できるため、これまで感覚的に行ってきた歯科治療の精度が上がりました。特に、歯の神経の近くにまで達した虫歯と健康な歯質との境目を見極めるときに役立ちます。
治療部位がよく見えるようになることで削る量を必要最小限に抑えられるため、歯を残せる可能性が高まります。
位相差顕微鏡
位相差顕微鏡は、口腔内の細菌の種類や量を観察できる顕微鏡です。口腔内に存在する500~700種類もの細菌の中には、虫歯や歯周病を引き起こす細菌も存在します。
歯周病を引き起こす細菌は、健康な状態でも口腔内に存在するため、歯周病治療を行っても再発する可能性があります。そこで重要なのが、歯周病菌の活動を抑えるための除菌を行うことです。
位相差顕微鏡で口腔内に存在する細菌の種類を確認し、適切な方法で除菌すれば、歯周病の再発予防に繋がります。
お子様専用の診療室を完備
お子様専用の診療室は広いスペースを確保しておりますので、ベビーカーのままお入りいただけます。
また、ご家族で一緒にお入りいただくことも可能です。
インプラントも対応できるオペ室完備
インプラント治療では外科手術を行いますので、どうしても細菌感染のリスクを伴います。そこで、細菌感染のリスクを抑えるために、衛生管理が整った個室と設備を導入しております。
手術室はすべての歯科医院にあるわけではないため、一般の診療台でインプラント治療を行うケースもあります。しかし、歯の切削や抜歯などを行っていた場所でインプラント治療を行うことは望ましくありません。
当院では、空気中の細菌を除去するエアクリーナーやきれいな空気を維持するクリーンルームを導入するなど、インプラント治療を安心して受けていただけるよう取り組んでおります。
徹底した感染予防対策による衛生管理
当院では、オートグレープやDACユニバーサル(ハンドピース滅菌)を導入しております。オートグレープは、ミラーのようにお口の中に使用する診療器具を滅菌する機器です。飽和蒸気によって高温高圧の環境を作り、細菌の組織を破壊します。
当院では、滅菌に使用した水は1回ごとに交換しておりますので、使いまわしによる院内感染の心配はありません。
DACユニバーサルは、治療で使用するハンドピースを滅菌する機器です。ハンドピースの内部の洗浄と注油、外部の汚れの除去、高圧蒸気による滅菌を行います。
丁寧で分かりやすいカウンセリングと説明
歯科治療に対して恐怖心を抱く患者さまは少なくありません。これは、治療の目的や治療方法がわからないことに不安を感じるためです。まずは、ご自身のお口の中の状態を把握していただく必要があります。
その後に、病気の原因や治療の必要性、具体的な治療法を歯科医師が患者さまにわかりやすく丁寧にお伝えすることで、リラックスして治療を受けていただけるようになります。
不安や恐怖による緊張は、強い痛みを感じる要因の1つです。当院では、できるだけ痛くない治療を行うためにも、わかりやすく丁寧なカウンセリングを行っております。
痛みの少ない治療
当院では、患者様の不安に寄り添い、できる限り痛くない診療を心がけております。
治療中の痛みや麻酔注射の痛みを抑えるべく、表面麻酔や電動麻酔、極細の針の使用、 麻酔の打ち方の工夫など、
さまざまな方法を取り入れておりますので、どうぞご安心ください。
治療から予防まで、患者様に合わせた診療を通じて、健康を末永くサポートいたします。