こんにちは♪
歯科衛生士の加原です。
5月なのに暑くなってきましたね・・・
この時期にこんなに暑いとこれからの夏をどう過ごしていくのか不安です。
今日は意外と知らない、歯に良い食べ物についてお話していきます。
最近、歯科でも食育が取り上げられています。
お子さんが産まれて初めて栄養の事を意識し始めた方もいると思います。
まずは食育が身近なものと気付いて頂けたら♪
歯に良い食べ物としてはカルシウムが多く含まれる食品。
チーズやヨーグルトなどの乳製品や、
桜えびやしらすなどの魚介類、
その他にモロヘイヤ、小松菜、ひじきなどが挙げられます。
一緒に、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、ビタミンKが含まれる食品を
食べれば、さらに歯を強く健康に保てます。
歯に良い飲み物もカルシウムを多く含むものとして牛乳。
また、日本茶は抗菌作用に優れているカテキン(ポリフェノール)、
フッ素が含まれており、虫歯予防が期待できます。
また、烏龍茶には、特有のポリフェノール(苦味成分)が含まれており、
歯垢(プラーク)の発生を抑える働きがあるそうです。
ただ、牛乳と違いお茶は着色がつきやすくなってしまうのは難点です・・・
清掃性の良い食品としては噛むときに歯の表面をキレイにしてくれる食べ物の事。
食物繊維の多く含むごぼう、にんじん、レタス、セロリ、こんにゃくなど。
噛めば噛むほど、歯や粘膜の表面に付いた汚れを取り除き、唾液の量を増やします。
唾液をいっぱい出す、梅干などの酸っぱい食べ物も清掃性食品の仲間です。
では逆に虫歯になりやすい食べ物としては滞在性食品と言われるもの。
滞在性食品としては歯に付いた汚れが取りにくく、唾液の影響を受けにくい食べ物です。
キャラメルやビスケット、チョコレートなどのお菓子類は多量の砂糖を
含むだけでなく、歯にべったりまとわりつく為、
食べた後はできるだけ早く歯磨きをする事をおすすめします。
ただ、歯に良いものを食べていれば、虫歯にならないという事ではありません。
良いものを毎日食べたり飲んで、
食べた後はしっかり歯磨きをして汚れを落とすことを忘れないで下さい。
何かあればいつでもスタッフ一同お待ちしております。