オリオン歯科 アトラスブランズタワー三河島クリニックです。
本日は「大人の虫歯の主な要因」について解説しますね。

 

成人以降でももちろん虫歯にかかる可能性はあります。

そしていわゆる「大人の虫歯」は痛くなりにくく、それでいてエスカレートするのが早いため、自覚できる頃にはかなり酷い状態になっているというケースが少なくありません。最悪の場合、歯が欠損するかもしれません。

そこでここでは大人の虫歯の原因や予防方法に関してお話ししていきます。

 

・大人の虫歯の性質

以前に比べて、日本人の「65歳以上の人の歯の本数」が増加しているというデータがあります。ですがそれに伴い、「大人の虫歯」が問題になっています。
さて、大人の虫歯には主に2種類あります。

根元虫歯：歯茎が下がった場所に発生する
再発虫歯：治療した歯にもう一度できてしまう虫歯

では、それぞれについて解説します。

 

①根元虫歯について
被せ物や詰め物などの付近には歯垢が蓄積しやすく、それによって発生する虫歯のことを根本虫歯と呼びます。

 

②再発虫歯について
歯茎が下がると「象牙質」という、硬いエナメル質で覆われていない場所が露出します。ここに歯垢が蓄積して発生する虫歯のことを再発虫歯と呼びます。
歯茎が下がる原因としては、老化、歯周病のエスカレートなど様々なものがあります。

 

・虫歯で歯を失くす大人も少なくありません

最近では日本人のデンタルリテラシーが高まってきていることから、以前よりも「大人の歯の本数」が多くなっているとされています。ですが、その残っている歯に大人の虫歯が増加しているとされているのです。
例えば、40代の方が歯を失くす理由として最も多いのは虫歯です。

 

・老化するにつれて歯が失われていく

また、40代辺りから年齢を重ねるにつれて「失っている歯の本数（平均）」が上がっていきます。簡単に言うと、「40代くらいからだんだん歯が抜けていきやすい」ということです。
歯の本数が少ないと容姿に悪影響が及ぶかもしれませんし、食事なども存分に満喫しにくくなる恐れがあります。ですから大人の虫歯には注意しましょう。
そしてあまり言及されないことですが、「歯を失うこと自体への精神的ショック」もかなり大きいものですから気をつけたいところです。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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