こんにちは、クリニカルコーディネーターの森です。
師走に入り、めっきり気温も下がり冬めいてきましたが、風邪やインフルエンザ等には罹っていらっしゃいませんか?
体調管理をしっかりと行い、クリスマス、年末年始を楽しく過ごしましょう。
今日は「フッ素とシーラントでムシ歯予防」についてお話したいと思います。
フッ素の働きと使用法
フッ素には大きく三つの働きがあります。この働きによりムシ歯予防に効果を発揮します。
①歯を強くする フッ素が歯に取り込まれ、ムシ歯に強い(溶けにくい)歯を作ります。
②再石灰化を促進する 自然治癒が可能な初期のムシ歯では、治癒を助ける事ができます。
③ムシ歯菌を抑制する フッ素が歯垢(プラーク)に入り、歯を溶かす酸が作られるのを抑えます。
フッ素は「歯科医院で行うもの」、「家庭で使用するもの」があります。
歯科医院で行うもの 「フッ素塗布」家庭用のものより高濃度のフッ素を使用。
歯の生えはじめに行うのが効果的。
3~6ヶ月ごとに定期的に行います。
家庭で使用するもの
「フッ素洗口」 1日1回30~60秒ブクブクうがいをします。
特に寝る前に行うのが効果的
※うがいできるようになってから使用 「フッ素配合歯磨き剤」
毎日の歯磨きで使用するフッ素入り歯みがき粉と、歯磨き後に使用するフッ素ジェルがあります。特に歯科専用のものがおすすめ。
「奥歯のムシ歯予防にはシーラント」
生えたての奥歯は、溝が深く複雑で、歯ブラシが届きにくい為、食べかすやバイ菌がたまりやすい場所です。
「シーラントをすると」こんないい事があります。
溝がシーラント材でふさがれ、歯ブラシも当たりやすく、汚れがたまりにくくなります。シーラントでバリアー!しかもフッ素配合だから更に効果的!
歯の健康寿命を長く保つ為にも、子供の頃からの定期的な歯科検診をオリオン歯科では推奨しております。スタッフ一同お待ちしております。
オリオン歯科 三河島クリニック スタッフ一同