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2016.09.08

プラークについて

こんにちは、歯科衛生士の大井です。

 

今日は、プラークについてお話したいと思います。

プラークとは、歯垢とも呼ばれていて歯の表面に付着する細菌の集まりです。

お口の中の代表的な病気である虫歯と歯周病ですが、

これらの病気の原因であるのがこのプラークです。

 

歯の表面では唾液の成分であるペリクルという糖タンパク質が、薄い膜を作っています。

そこに虫歯の原因となるミュータンス菌などがくっつきます。

くっついた菌は、食べ物の中のショ糖を使ってグリコカリックスという

ネバネバした物質を作り、自分たちが棲みやすい環境を作り始めます。

この状態がしばらく続くと、ミュータンス菌以外にもこの棲みやすい環境をねらって

歯周病の原因となる悪玉菌が侵入し増えていきます。

 

プラークの中には、たくさんの種類の細菌が

棲んでいるといわれています。

その中でもっとも凶悪な細菌は、

歯周病の原因菌です。

現在、成人の約8割が発症しています。

 

細菌が集まってプラークを形成するには

約1日かかるため、

食事の後にはまだプラークにはなっていません。

それなら、「お口をすすぐだけでもよいのでは?」と思うかもしれませんが、

プラークは水に溶けない性質を持っています。

そんなプラークを取り除くための一番簡単な方法は毎日の歯みがきです。

ちょっと長く感じるかもしれませんが、一日合計10分くらいは

歯を磨くようにしましょう。

 

お口の中を健康に保ち、虫歯や歯周病にならないようにするためにも

毎日の歯磨きを積極的に行うようにしましょう。

なにかご不明な点がありましたら、お気軽に

スタッフにご相談ください。

オリオン歯科 アトラスブランズタワー三河島クリニック
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